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一衣帯水

一衣帯水

[よみ]

いちいたいすい

[意味]

河川や海峡で分断されているが、それをものともせず、その両岸の関係が非常に深いこと。

[出典]

李延寿『南史・陳後主紀』(同一の内容 姚思廉『陳書』)【白文】   我為百姓父母、豈可限一衣帯水、不拯之乎【訓読文】  我、百姓の父母たるに、豈(あ)に一衣帯水を限り、之を拯(すく)はざるべけんや。【現代語訳】 私は、民衆の親の立場にあって、どうしてあんな細い川(揚子江)で隔てられているからと言って、その民を救わないでいられようか。【解説】中国南北朝時代南朝陳第5代皇帝後主は、大変暗愚な主君であり国力が衰え民衆は困窮していた、そのような中で北朝隋の皇帝文帝が、南下して陳に攻め入るときに言った言葉。

[類語]

一牛鳴地

Wiktionary』より

カテゴリ:生活

キーワード: 数・単位 / 物品 / 自然