貪官汚吏
貪官汚吏
[よみ]
たんかんおり
[意味]
貪欲な高級官僚(=「官」:元来は科挙官僚)と汚職をする下級役人(=「吏」)。もともと、個別の役人ではなく腐敗した制度一般を批判するときに用いる言葉。
[表記]
「貪」の慣用音「ドン」を用い「どんかんおり」と読んでも間違いとまではいえないが読みの一貫性を欠く
[用例]
貪官汚吏は、賄賂を取って法を曲げるので、金のある者は罪を逃れ、貧しい者は罪になる、これはこの世ばかりと思っていたのに、冥府はこれよりもえらいと見える。(田中貢太郎『令狐生冥夢録』)
『Wiktionary』より
カテゴリ:人
キーワード: 人物