旧態依然
旧態依然
[よみ]
きゅうたいいぜん
[意味]
昔からのやり方を変えず、進歩のないことを非難する語。
[用例]
このようなものがいくら入りかわり立ちかわり政治を担当しても、日本は一歩も前進することはないであろう。何よりもいけないことは、彼らのほとんど全部が時代感覚というものを持つていないことである。それは、彼らの旧態依然たる演説口調を二言三言聞いただけでもう十分なほどである。彼らは時代の思想を、時代の文化を理解していない。彼らは時代の教養標準からあまりにもかけ離れてしまつている、彼らは、蓄音機のようにただ、民主主義という言葉をくり返しさえすれば、時代について行けるように考えている。(伊丹万作 『政治に関する随想』)
[類語]
『Wiktionary』より
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