韋編三絶
韋編三絶
[よみ]
いへんさんぜつ
[意味]
一冊の書籍を繰り返し繰り返し読むこと。
[語源]
孔子が、易経を愛読し、何度も何度も繰り返し読んだため、なめし革のとじひもが三度も切れた故事に由来。
[出典]
史記孔子世家より「孔子晩而喜易 序彖繋象説卦文言 讀易韋編三絶 曰假我數年若是我于易則彬彬矣 」・孔子、晩にして易を喜み、彖・繋・象・説卦・文言を序ぶ。易を読んで韋編三たび絶ゆ。曰く、「我に数年を仮せば、是の若く、我易より則ち彬彬たり。」・孔子は晩年易を好み、彖(たん)伝・繋辞(けいじ)伝・象(しょう)伝・説卦(せつか)伝・文言(ぶんげん)伝を叙述し、周易を読むことは、とじひもが三度も切れるほどであった。「私に数年もらえないものか、易を学び、もっと立派にしていられるのに」と言った。
『Wiktionary』より
カテゴリ:知恵・知識