起死回生
起死回生
[よみ]
きしかいせい
[意味]
・死に瀕していたところを救われること。
・(比喩)絶望的な状況を立て直すこと。
[出典]
『太平広記』五九引『女仙伝』
[用例]
・日本人は、真珠か何かの力で、起死回生の法を、心得てゐるさうであるが、それもマルコ・ポオロの嘘らしい。(芥川龍之介『煙草と悪魔』)・つまり美のあらゆる範疇を日本美の健康性と清浄性とによって起死回生せしめねばならないのである。当今世界の近代美は爛熟と廃頽と自暴自棄とに落ち込んでいる。この一切をもう一度新鮮な黎明の美にかえさしめるのがわれわれ日本民族の仕事である。(高村光太郎『美の日本的源泉』)
『Wiktionary』より
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