窮鼠猫を噛む
窮鼠猫を噛む
[よみ]
きゅうそねこをかむ
[意味]
弱者であっても、追い詰められれば反撃してくるというたとえ。
[出典]
『塩鉄論』詔聖より
(白文)死不再生、窮鼠齧狸、匹夫奔万乗、舍人折弓、陳勝呉広是也
(訓読文)死して再び生きざれば、窮鼠狸を齧み、匹夫万乗を奔り、舍人弓を折る、陳勝呉広は是なり。
(現代文)死んでしまうというのであれば、追い詰められた鼠は狸(山猫の意とも)に噛み付くし、庶民は天子から逃げ、家来は弓を折って、(王のための)戦いをやめるでしょう、陳勝呉広はまさにこの例です。
[類句]
『Wikiquote』より
カテゴリ:行動
キーワード: 動物
地域区分:中国の諺