羹に懲りて膾を吹く
羹に懲りて膾を吹く
[よみ]
あつものにこりてなますをふく
[意味]
ある失敗に懲りて、必要以上に用心深くなり無意味な心配をすることのたとえ。羹(肉や野菜を煮た熱い汁物)を食べたら、とても熱くて懲りたので、冷たい食べ物である膾(生肉の刺身。鱠では生魚となり誤り)を食べる時にまで息を吹きかけて冷ましてから食べようとしてしまう、という状況を表している。
[出典]
屈原『楚辞 九章中の詩〈惜誦〉』の一節より
懲於羹而吹韲兮、何不變此志也:(韲は和え物でやはり冷えた食べ物)
[翻訳]
英語: A scalded dog fears cold water.、Once bitten twice shy, A burnt child dreads the fire.
[類句]
『Wikiquote』より
カテゴリ:生活
キーワード: 飲食
地域区分:中国の諺