すべての道はローマに通ず
すべての道はローマに通ず
[よみ]
すべてのみちはろーまにつうず
[意味]
・真理というものは、どのような経路を通ったところで、必ず行き着くものである。
・真理に行き着くには、決して経路はひとつでなく、試行錯誤しながらもいろいろな方法があるものである。
[語源]
ラテン語の格言"omnes viae Romam ducunt"の翻訳。もとは古代ローマ帝国の政策において道路政策が非常に重要視され、ローマを中心とした道路網の発達具合を誇った言葉であるが、後に、西洋文明は全てローマ帝国に集約し、そこから派生したことも意味するようになり、現在の意味へと転化した。
[翻訳]
チェコ語: všechny cesty vedou do Říma
ドイツ語: Alle Wege führen nach Rom
ギリシア語: όλοι οι δρόμοι οδηγούν στη Ρώμη
英語: all roads lead to Rome
スペイン語: todos los caminos llevan a Roma
フィンランド語: kaikki tiet vievät Roomaan
フランス語: tous les chemins mènent a Rome
アイスランド語: allir vegir liggja til Rómar
イタリア語: tutte le strade portano a Roma
ラテン語: omnes viae Romam ducunt
オランダ語: alle wegen leiden naar Rome
ノルウェー語: alle veier fører til Rom
ポルトガル語: todos os caminhos levam a Roma
ルーマニア語: toate drumurile duc la Roma
レトロマンス語: tut las vias mainan a Roma
スウェーデン語: alla vägar bär till Rom
[類句]
『Wikiquote』より
カテゴリ:知恵・知識
キーワード: 地名
地域区分:日本の諺