花より団子
花より団子
[よみ]
はなよりだんご
[意味]
(花見に来て、花よりも花見団子に夢中になることを嘲って)風流より実利を重んじること。もとは、風雅を理解しないことに対する軽侮であったが、時代が下るにつれ、実利より外見を重視することに対する非難の意となっている。
[翻訳]
ドイツ語:"lieber Knödel als Blumen" (=Das Aussehen ist nicht so wichtig.)
英語:substance over style, substance over show, pudding before praise
フランス語:préférer l'utile à l'agréable
朝鮮語: 금강산도 식후경 (ko)
[用例]
飢えている時は花より団子が我身に切実な重大問題であるのに、如何なる場合にも団子より花が大切だ、上品だというような融通の利かない迷信があるので、どれだけ人生の健かな発達を阻害しているか知れない。(与謝野晶子『鏡心灯語 (抄)』)
『Wikiquote』より
カテゴリ:生活
地域区分:日本の諺