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匹夫罪なし璧を懐いて罪あり

匹夫罪なし璧を懐いて罪あり

[よみ]

ひっぷつみなしたまをいだいてつみあり

[意味]

身の丈に合わない宝を持つと、罪を犯すようになるということ。

[注釈]

「匹夫」は身分のいやしい男のこと。
「璧」は宝のこと。
「小人罪なし璧を懐いて罪あり」「璧を懐いて罪あり」ともいう。

本来罪を犯すことはない凡人が、身分不相応な宝を手にいれたために罪を犯してしまう意から。

[出典]

『春秋左氏伝』桓公一〇年

[類句]

持ったが病

カテゴリ:

キーワード: 人物 / 物品

地域区分:中国の諺

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