一富士、二鷹、三茄子
一富士、二鷹、三茄子
[よみ]
いちふじ、にたか、さんなすび
[意味]
初夢に見ると縁起が良いものを表すことば。
[注釈]
江戸時代初期にはすでにあり、それぞれの起源は次のような諸説がある。
・徳川家縁の地である駿河国での高いものの順。富士山、愛鷹山、初物のなすの値段
・富士山、鷹狩り、初物のなすを徳川家康が好んだことから
・富士は日本一の山、鷹は賢くて強い鳥、なすは事を「成す」
・富士は「無事」、鷹は「高い」、なすは事を「成す」という掛け言葉
・富士は曾我兄弟の仇討ち(富士山の裾野)、鷹は忠臣蔵(主君浅野家の紋所が鷹の羽)、茄子は鍵屋の辻の決闘(伊賀の名産品が茄子)
カテゴリ:生活
地域区分:日本の諺