油断大敵
油断大敵
[よみ]
ゆだんたいてき
[意味]
失敗などの原因は、気のゆるみなど自らにあることが多いので、何事にも気を引き締めるべきであると言うこと。
[用例]
当面の敵は、なるほど、前に控へてゐます。これに対して、われわれは、武力と経済力とを動員し、今こゝに、国民の精神をもこれに向つて総動員しつゝあるのであります。ところが、敵は前面にだけゐるのではありません。側面からも背後からもわれわれの隙を窺つてゐます。どういふ敵でありませうか?油断大敵といふ洒落ではありませんが、正に、それに類する大敵であります。即ち、わが国民の人間としての品位と指導者としての信用を脅す敵であります。(岸田國士 『文芸の側衛的任務』)
『Wiktionary』より
カテゴリ:心・感情
キーワード: 数・単位