廉頗負荊
廉頗負荊
[よみ]
れんぱふけい
[意味]
心から謝罪すること。
[表記]
「廉頗」は中国戦国時代の趙の将軍のこと。
「負荊」は罪人を打つイバラの杖のこと。
[書き下し文]
廉頗荊を負う
[語源]
藺相如が秦との外交で成果をあげ昇格したことに、歴戦の名将である廉頗は口先だけで昇格した藺相如に不満を抱いていた。
それ以降、藺相如は廉頗を逃げ回るようにさけていたが、その理由が廉頗と争っていては秦の思うつぼになってしまうと知った廉頗が、自らを恥じて上半身裸になりイバラの鞭を背負って、これまでの無礼を藺相如に謝罪した。
この後二人は刎頸の交わりを結んだという故事から。
[出典]
『史記』廉頗藺相如
[類語]
カテゴリ:心・感情