四六時中
四六時中
[よみ]
しろくじちゅう
[意味]
・一日中。
・ずっと、いつでも、しょっちゅう。
[語源]
元の表現である二六時中を、明治以降の二十四時間制にあわせて言い直したもの。
[用例]
できる事なら、朝、昼、晩、四六時中、竹一の傍から離れず彼が秘密を口走らないように監視していたい気持でした。(太宰治 『人間失格』)役所廻りをして、此間(こなひだ)やつた臨時種痘の成績調やら辞令やらを写して居ながらも、四六時中 ( しよつちう ) それが気になつて、「何の話だらう? 俺の事だ、屹度俺の事に違ひない。」などと許り考へて居た。(石川啄木 『病院の窓』)
[類語]
『Wiktionary』より
カテゴリ:時間