泣きっ面に蜂
泣きっ面に蜂
[よみ]
なきっつらにはち
[意味]
悪い目にあっているとき更に別の悪い目にあうこと。不幸や災難が重なること。
[用例]
十五両の代物を三日や四日で玉無しにしたばかりか、その大きい鯨の死骸を始末するにも又相当の金を使って、いわゆる泣きッ面に蜂で、由兵衛はさんざんの目に逢った。(岡本綺堂『虎』)
[類句]
落ちた後に梯子でも頭を打つ / 一難去ってまた一難 / 傷口に塩 / 災難はめったにひとつでは来ない / こけた上を踏まれる / 踏んだり蹴ったり / 痛い上の針 / 痩せ犬には蚤がたかっている / 痛む上に塩を塗る / 弱り目に祟り目
『Wikiquote』より
カテゴリ:幸福・不幸
地域区分:日本の諺