[よみ]
いわぬがはな
[意味]
あけすけに言うよりも、黙っている方が粋(いき)あるいは奥ゆかしく好ましい。
[用例]
それゆえすぐに引返そうと出て参ったところ、もしあのお袖が、——と恥しそうに呼びとめたゆえ、ひょいと見るとなる程綻びておったのじゃ。やさしいお手で縫うて貰うているうちに、どちらが先にどうなったやら、——それからあとは言わぬが花よ。(佐々木味津三、十万石の怪談より)
[類句]
言わぬは言うに勝る / 維摩の一黙雷の如し / 沈黙は金、雄弁は銀
[反対句]
言い勝ち功名 / 言わぬことは聞こえぬ
『Wikiquote』より
カテゴリ:行動
キーワード: 植物
地域区分:日本の諺
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