[よみ]
いちじゅのかげ
[意味]
同じ木陰に宿り雨を避けるのも、偶然ではなく前世からの因縁であるということ。
[用例]
縁は不思議なもので、もしこの竹垣が破れていなかったなら、吾輩はついに路傍に餓死したかも知れんのである。一樹の蔭とはよく云ったものだ。この垣根の穴は今日に至るまで吾輩が隣家の三毛を訪問する時の通路になっている。(夏目漱石『我輩は猫である』)
[類句]
袖すり合うも他生の縁 / 一樹の蔭一河の流れも他生の縁
『Wikiquote』より
カテゴリ:生活
キーワード: 数・単位 / 植物
地域区分:日本の諺
ランダム表示する
スマートフォン、フィーチャーフォンからも閲覧できます
http://kotopawa.com/