一寸の虫にも五分の魂
一寸の虫にも五分の魂
[よみ]
いっすんのむしにもごぶのたましい
[意味]
どんなに小さく弱い者でも、それ相応の意地や感情があり侮ってはいけない。
[翻訳]
英語:Even a worm will turn
[用例]
その他長いものには巻かれろ、という諺は徳川時代の平民の境遇から発生した意味ふかい言葉である。一寸の虫にも五分の魂、という言葉も、等しくこれらの描写をもたぬ市民の心から産まれている。(宮本百合子 『パァル・バックの作風』)
[類句]
独活の大木 / 大男総身に知恵が回りかね / 山椒は小粒でもぴりりと辛い / 猫でも王様を見に行ける / 廋せ腕にも骨
[反対句]
『Wikiquote』より
カテゴリ:人
地域区分:日本の諺