河童の川流れ
河童の川流れ
[よみ]
かっぱのかわながれ
[意味]
泳ぎがうまい河童でも水流に流されることがある。このように、その道の名人でも失敗することがある。
[用例]
「全くそれは大丈夫です」津島も窪田の後から言い足した。 「窪田君のような隅田川の河童がいるんですから、万事この人に任かせておくといいです」 「河童が川流れをするようなことはあるまいね」と久野は自身で、警句のつもりで言った。(久米正雄 『競漕』)
[類句]
百足のあだ転び / 騏驎の躓き / 上手の手から水が漏れる / 弘法にも筆の誤り / 猿も木から落ちる
『Wikiquote』より
カテゴリ:成功・失敗
地域区分:日本の諺